青ヒバの会

首都圏を中心に青森ヒバでつながる、住まい作りのネットワーク

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工房「藍花」リニューアルレポート

2020年 8月 23日|

東京から最短で行ける温泉地として、知らない人がいないのが熱海です。その駅前広場に続く仲見世通りの中ほどに喫茶・工房「藍花」はあります。施主の富村さんとは30年ほど前からのお付き合いがあり、これまでも「温泉付き青ヒバ住宅」や喫茶室の設計をして来ました。

今回のご依頼は、工房の充実を計り、伊豆に住まう陶芸家や画家の作品を発表する空間でした。熱海の古い町屋を喫茶、お土産、工房と分けて使用していましたが、これを改造し一画をギャラリーとしてリファインしました。

屋根下地の小屋梁を露出させ、天井面に青ヒバの無垢板を張る事で素材感のコントラストと白い壁の対比が落ち着きのある佇まいになっています。

隣接する喫茶コーナーに立ち寄ってくれたお客様が、伊豆の地に住む作家の方々が心を込めて造り出した作品を見て、伊豆の奥深さに触れられる事と思います。
熱海で旅のもう一つの満足が生まれるように、との想いを込めて計画し提案した結果です。
初回の作家は日本画家の「吉田舟汪」さんでした。

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