青ヒバの家コンテンツ
 
産直材(青森ヒバを中心に)の住まいづくり
産直材による青森ヒバ、桧、杉の国産材にこだわった木の住まいをつくり続けている<青ヒバの会・京都>−川口建築設計工房です。
木は伐採されたあとも、その樹齢の分あるいはそれ以上に生きるといわれています。住宅用材、青森ヒバは150年以上の年輪を刻んだもの。青森ヒバで建てられた家は100年以上もつといわれる所以です。
今、私達は利便性、変化しない工業製品、設備機器により、人工的によい環境を発展させてきました。
「木の香りのする家」と聞いて、手の届かない高価なものと感じてしまうことになりましたが、正常なことなのでしょうか。今こそ、身体と自然と環境を結びつけている五感を健全に働かせることが大事です。
住まいにはより確かな精神性が求められている。手触り、香り、色艶、澄んだ空気、住めば住むほど身体と同化していく住まい、「美しく古びる住まい」そんな住まいを目指しています。
青森ヒバの話
青森ヒバの正式な名前は「ヒノキアスナロ」(ヒノキ科アスナロ属の針葉樹)これは北方型のヒバの和名です。
青森ヒバの南限は福島県あたりですが、その80%以上が天然林として青森県の津軽下北半島に分布しています。木曽檜、秋田杉とともに日本三大美林のひとつ。
青森ヒバは開花のとき、そして伐採時に落ちた種を自然に任せて育てる天然更新という方法をとった森林です。その97%が国有林です。
伐採は樹齢150年程度の建築用材として使われる。直径40〜50cmで、杉材で同径の成長は70〜80年といいます。青森ヒバは杉の倍もの時間をかけて育っていくわけです。しかしこのことによって緻密で美しい木目が形成され、機密性も高くなるのです。
青森ヒバは「ヒノキチオール」という成分により、シロアリに対する殺虫効果、カビを寄せ付けない高い抗菌性、腐朽菌に対する抗菌作用(湿気に強い)の効用があります。
又、香りは甘く持続性があり、自律神経に働いて精神の安定を促進させることが実験データで証明されています。
木肌は年月を増すごとに艶を増していきます。
青森ヒバ森林浴ツアー
<青ヒバの会>では毎年7月末に、青森ヒバの森林浴ツアーを開催しています。
他、建築主の要望により、青森ヒバの森林見学を実施しています。

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