建築家プロフィール
  イメージ
#建築家データ  
川口 成人 <青ヒバの会・京都>
川口建築設計工房 主宰
1943年大阪生まれ
所属団体:(社)日本建築家協会(JIA)会員
Shigeto Kawaguchi
■主な実績
■略歴
         
   
人にいい環境は何かを考える・・・

北半島に生育する青森ひばの原生林に足を踏み入れると、
国有林 として管理されている200年以上の大木が林立する。
青森ひばは人工林でない。
下草の中に種が落ち、芽が出、厳寒の気候の中で、30cmの幼木に成長するまで30年を要する。
そして何かの要因により、周りの木が倒れ陽が当ると、木は急に成長する自然更新の森である。
60cmの径に成長するまで200年かかり、成長期間は杉の3倍になる。

一方吉野杉は「密植・多間伐」で育成される人工杉です。
関西の寒い地域での気象条件が、緻密で美しいピンク色の木目を生みます。


はこの木の命をいただき、産直材で適材適所に使う住まいづくりをしています。
木の気に心から手を合わせ、大切に使わせていただきますといいたくなる。
「木は建材ではない。相手の顔が見えないと、材は出さない」
100年の体系で仕事をする産地側の心意気が伝わってくる言葉である。


私達は、価値を数字に置き換えないと信頼しない。そして安心できない。
近代技術が人工的に良い環境を発達させてきた。
住まいにもクーラーが必需品になっていますが、
快適の質は、設備技術だけでは得られないことがはっきりしている。
また、住まいの素材も変化しない、メンテがいらないと楽をしたい要望に合わせ、
自然素材から人工加工材に変わってしまった。
その結果、様々な建材汚染が発生しています。


本の文化の原点は「自然を神として敬うこと」で、
自然を大切にし、その自然の中で人は生かされていることを実感してきた。
近代技術の発展により、数字でない本物を感じる感性が退化しています。
本物を感じる感性を体験し、養うことが必要になっている。
住まいにはこの価値観が人に安らぎを与え、気持ちがいいと心より“ほっと”できる
「私の家」に欠かせなくなっています。


た、本来住まいは年と共に味わいを増していき、
家族の歴史と共に子供達に引き継いで、
健康な心身が育てられる家が豊かさを生み出す大切な原点です。


れからも、生活空間へのこだわりを持った人との出会いをキーワードに、
建て主と二人三脚で共有できる本物の価値観で、
住まいづくりをしていきたいと考えています。
 
 

(c)Copyright 2001川口建築設計工房 <青ヒバの会・京都>All rights reserved.